Features / シリーズ特徴
メッセンジャーとケーブルが一体構造になっているCCP線や雪国にだけ敷設されるOC線など、特殊な構造をした特殊線に特化し、特徴的な処理機構を搭載した専用設計の剥線機シリーズ。電線リサイクル装置専門メーカーである三立機械だからできる他に類の無い剥線作業を実現します。
CCP線（通称だるま線）に代表されるメッセンジャー鋼線が一体になった通信線を１度の挿入で一括同時処理する高性能な剥線機。3種類の処理機構が連動し、ケーブルコア／ケーブル被覆／メッセンジャー鋼線／メッセンジャー被覆の4種類に分離、複雑な構造のCCP線を処理可能にしました。長尺連続処理にも対応しています。
①セパレーターユニット：ケーブル部とメッセンジャー部の分離
②ターボユニット：ケーブルシリーズの剥離
※外皮（シース）の剥線なのでコアは別工程の処理が必要
③角溝ユニット：メッセンジャーシースの剥離
| CCP 型 | |
| 大きさ | 1310L×1450W×1305H |
| 重量 | 640kg |
| 動力 | 3相 200V 3.8kw（4台合計） |
| 処理速度 | ～24ｍ/min（INV可変速） |
| 対象サイズ 切込深さ |
ケーブル外径Φ10～50 メッセン外径Φ6～13 |
| 処理能力 | 40～400kg/H |
被覆に切れ目を入れるスリッターロール排出側に、張り付きの強い被覆を左右に強制的に分離させる。スリッターロール／圧延ロール／被覆用ピンチロールの3連のロール構成で分離しずらいOC線を長尺連続的に処理可能としました。
| OC 型 | |
| 大きさ | 1200L×800W×1360H |
| 重量 | 1000kg |
| 動力 | 3相 200V 4.4kw（2台合計） |
| 処理速度 | ～25ｍ／min（INV可変速） |
| 対象サイズ | 外径Φ10～30 |
| 処理能力 | 100～700kg/H |
